NPO法人ともに生きる街ふくおかの会: 就学・進路相談会2019(第1回)が無事終了しました!

2019年8月25日日曜日

就学・進路相談会2019(第1回)が無事終了しました!

 8月25日(日) に2019年代第1回の外国にルーツを持つ子どものための就学・進路相談会が行われました。
 ここ数年、年に1回は天神にある福岡市NPO・ボランティア交流センターあすみんを使用させていただいていますが、今回もあすみんを利用させていただき、会場はスタッフと相談者であふれていました。
 あすみんのみなさま、そして相談会周知や当日の実施にご協力いただいたみなさまには、心よりお礼申し上げます。

①参加者数
 相談者は23組41名、要員(ともいき会員、福岡YWCA、通訳者、JSL日本語指導教育研究会の先生方)は37名、総勢78名の参加がありました。

②相談内容
 高校進学の一般的な相談(公立・私立の区別や入試形態)から、具体的な志望校を見据えた相談、そして今回は特別支援に関わるご相談や中学入試、さらに保護者の帰国後の子どもの在留の可能性など、相談は多岐にわたりました。

③参加者の反省・感想
 来日後の子どもの頑張りがひしひしと伝わってきたといった声や保護者が前のめりで肝心の子ども本人がまだ進路のことにピンと来ていないなど、来談者の様子を的確に捉えた感想がありました。
 また、ここ数年の傾向ですが、保護者の在留期間が終わり、帰国後も子どもを日本で勉強させたいという希望をお持ちの方が増えているように思われました。これは在留資格の問題に関わりますが、在留資格に関わる複雑なご相談も増えているように思います。
 相談会をしていると毎年のことですが、相談後に来談者がすっきりとした表情で会場を後にされます。通訳を介して、あるいは日本語でしっかりと情報を得られて、あるいは自分の状況を伝えやすいことばで表現できて、ほっとされるのだろうと感じます。

 詳細については、また9月の例会でご報告いたします!

 今年度第2回の相談会は、10月27日(日)13:00~16:00、場所は福岡YWCAです。
 また多言語の案内チラシを作成したら、ブログ等で発信します。
 次回もご協力、どうぞよろしくお願いいたします。