NPO法人ともに生きる街ふくおかの会: 2022

2022年12月28日水曜日

1月例会(1月21日開催)のご案内

 年の瀬を迎え、皆様ご多忙のことと思います。 

  第140回例会のご案内です。
  今回は久しぶりに対面式の会合を予定しています。
  会員各位と久しぶりにお目にかかれるのを楽しみにしています。

  第140回 ともに生きる街ふくおかの会 例会 
  日時:2023年1月21日(土)14時~16時30分(最大17時まで)
  会場:福岡よかトピア国際交流財団 4階 第2会議室  
     (福岡市博多区店屋町4-1 福岡市国際会館内)
  第1部:外国籍の子どもの進路に関わる入管施策の概要―近年の政策動向を踏まえて―       話題提供:水本敦史氏(福岡出入国在留管理局 統括審査官)
  第2部:会員情報交換 

 【第1部概要】
  2018年に設置された「外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議」は外国人材の受入れと多文化共生の在り方について、「一定の専門性・技能を有する新たな外国人材の受入れ及び我が国で生活する外国人との共生社会の実現に向けた環境整備について、関係行政機関の緊密な連携の下、政府一体となって総合的な検討を行う」という趣旨のもと、「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」を毎年度改訂しています。(最新版は令和4年度改訂)
  特に、昨年末にこの閣僚会議のもとに設置された有識者会議によりとりまとめられた「意見書~共生社会の在り方及び中長期的な課題について~」は今後の外国人材受け入れ、多文化共生分野の方向性を示す物として注目に値するものであると思われます。
  さらに本年6月には「意見書」などをもとに「外国人との共生社会の実現に向けたロードマップ」(外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議)が決定されるなど、近年、急速な動きが見られます。  
 第1部では、こうした動きについて、特に子どもの在留と教育に関わる点を中心に、福岡出入国在留管理局の水本敦史氏からお話をうかがいます。
 ○第2部以降では、会員相互の情報交換を行います。

【参加申し込み】
 資料準備と会場設営のため、下記の本会事務局メールアドレスに、開催の1週間前(1月14日)を目途にお申し込み下さい。
【問い合わせ】
 NPO法人ともに生きる街ふくおかの会 事務局
 tomoikifukuoka●gmail.com (●をアットマークに代えて送信して下さい。)


2022年11月14日月曜日

九日連研修会のご案内「アフターコロナ時代の外国人材受け入れを考える」

会員の川邊さんから、九州日本語教育連絡協議会主催2022年12月研修会のご案内をいただいています。 興味のある方は、各自お申し込み下さい。 日時:2022年12月10日(土)13:00~16:00 対象:外国人人材の受け入れや日本語教育に興味がある方 参加費:無料 定員:100人 申し込みが必要です。詳しくは下記のポスターをご覧下さい。

2022年11月12日土曜日

11月例会のご案内

11月例会のご案内 

 紅葉の美しい季節となりました。

 標記の11月例会(第139回例会)を下記の通り、Zoomによる遠隔会議方式にて開催します

 参加ご希望の方は、事前に、メールにてお申し込み下さい。
 申し込まれた方に、必要事項(Zoomの接続情報)をお知らせします。

第139回 ともに生きる街ふくおかの会(とも生きふくおか)例会
 日時:11月19日(土) 14時~16時30分(最大17時まで)
 方式:Zoomによる遠隔会議
    ※技術的な課題については対応できませんのでご了承願います。
テーマ1:「私たちの日本語支援、日本語教室の活動についてー福岡市西部地区における日本 
     語学習者と日本語教室ー」
     話題提供者:波多江敬子さん(伊都インターナショナル・サークル)
テーマ2:「外国人生徒・中国帰国者生徒等に対する高校入試調査について」
     話題提供者:NPO法人ともに生きる街ふくおかの会 吉谷武志
申込:要申し込み。11月17日を目処に、下記のメールでお申し込みください。
  お申し込みいただいた方に、メールでZoomミーティング情報をお知らせします。
申込・問い合わせ先:NPO法人ともに生きる街ふくおかの会 事務局メール
          tomoikifukuoka●gmail.com(●をアットマークに変えてください)

2022年8月31日水曜日

9月例会のご案内(オンライン)

 風がずいぶんと心地よくなったかと思えば、台風の影響で再び蒸し暑さを感じる日々ですね。
 先日の「外国にルーツを持つ子どものための就学・進路相談会」にご協力いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
 3年ぶりの開催でしたが、無事に終えることができました。
 参加予定でご連絡いただいた方の参加が少なかったのですが、当日直接会場に足を運んでくださった方々がいらっしゃいました。

 9月の例会は、徳留直美さん(一般社団法人グローバルイノベーションネットワーク協会)に、現地ベトナムで関わった日本語教育と就労支援のご経験から、ベトナム人就業者への支援について感じたことについてお話をしていただきます。また、8月28日に実施した就学・進路相談会についてもご報告し、例会参加者の相互情報交換を踏まえ、福岡での課題について意見交換します。

日時:2022年9月17日(土)14:00~16:30(最大17時まで)
ツール:Zoomでの開催になります。
 ※技術的なサポートはいたしかねますので、ご了承ください。
テーマ1:ベトナム人就業者への支援について(仮)
話題提供者:徳留直美さん(一般社団法人グローバルイノベーションネットワーク協会)
テーマ2:就学・進路相談会2022の実施報告
話題提供者:NPO法人ともに生きる街ふくおかの会 担当者
申込:要申し込み。9月10日を目処にお申し込みください。
  お申し込みいただいた方のみに、メールでZoomミーティング情報をお知らせします。
申込・問い合わせ先:NPO法人ともに生きる街ふくおかの会 事務局メール
          tomoikifukuoka●gmail.com(●をアットマークに変えてください)
 

2022年6月28日火曜日

7月例会のご案内(オンライン)

 梅雨のような雨が続くことがないまま、梅雨明けの模様ですね。

 7月の例会についてご案内です。今回は熊本で進路ガイダンスに取り組み、九州地区の状況についてとりまとめていらっしゃる岩谷さんをお招きし、話題提供いただきます。

日時:2022年7月16日(土)14:00~16:00
ツール:Zoomでの開催になります。
 ※技術的なサポートはいたしかねますので、ご了承ください。
テーマ:熊本での進路ガイダンスについて」
話題提供者:岩谷美代子さん(NPO法人外国から来た子ども支援ネットくまもと)
申込:要申し込み。
  お申し込みいただいた方のみに、開催の1週間ほど前にメールでZoomミーティング情報をお知らせします。
申込・問い合わせ先:NPO法人ともに生きる街ふくおかの会 事務局メール
          tomoikifukuoka●gmail.com(●をアットマークに変えてください)

2022年5月27日金曜日

2022年度就学・進路相談会のお知らせ

 急に暑くなりましたね。
 みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
 今年度の外国にルーツを持つ子どものための就学・進路相談会の多言語版案内が完成しました!
 コロナ禍で2年続けての中止となりましたが、今年度は是非開催をという強い思いの下、準備を進めているところです!


+++++2022年度外国にルーツを持つ子どものための就学・進路相談会+++++
日時:2022年8月28日(日)13:00~16:00
場所:福岡市健康づくりサポートセンターあいれふ 10階講堂
   (福岡市中央区舞鶴2-5-1)
費用:無料
(当事者は無料ですが、その他の方は500円のカンパをお願いいたします)
対応言語:日本語、中国語、英語 ※今年度は3言語のみです。
主催:NPO法人ともに生きる街ふくおかの会
共催:公益財団法人 福岡YWCA
問い合わせ先:NPO法人ともに生きる街ふくおかの会
Tel:080-9140-9516(古賀)
E-mail:tomoikifukuoka●gmail.com
(●をアットマークに変えて、送信して下さい。)

※お問い合わせは、できるだけメールでお願いいたします。
※本会は当事者への相談を主目的としておりますので、調査研究ないしはそのための情報収集にお見えになる方はご遠慮ください。
※日本語の相談は、これまで行ってきた勉強会ではなく、外国につながる子どもの日本人保護者や支援者に対する具体的な相談になります。

☆リンクをクリックすると、各言語版の案内(PDF)をダウンロードできます!


2022年5月7日土曜日

映画・本の紹介

 日本に住むクルド人家族を描いた映画『マイスモールランド』が5月6日より公開されています。

 ウクライナからの避難民受け入れに伴い、難民に対する関心も高まっているかと思います。しかし、これ以前から日本における難民認定の厳しさや長期収容に関する問題提起がなされています。
 『牛久』も問題提起の映画でしたが、『牛久』を観たときとはまた異なる憤りを感じざるを得ません。『マイスモールランド』は子どもの目線から描かれるので、より一層の理不尽さが浮かび上がるのかもしれません。

 機会があれば、ぜひご覧ください。

『マイスモールランド』

『牛久』

ここのところ2年ほど、本の紹介ができていませんが、以下の本もとても参考になります。

平野雄吾(2020)『ルポ 入管―絶望の外国人収容施設―』ちくま新書


2022年4月24日日曜日

在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン

 ご存じの方も多いかもしれませんが、出入国在留管理庁と文化庁が「在留支援のための優しい日本語ガイドライン」を出しています。

 一度目を通しておきたいですね。

文化庁HP 在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン

2022年4月23日土曜日

5月例会のご案内(オンライン)

 4月もあっという間に過ぎていきますね。
 5月の例会に関するお知らせです。

日時:2022年5月21日(土)13:00~16:00
ツール:Zoomでの開催になります。
 ※技術的なサポートはいたしかねますので、ご了承ください。
テーマ:東京都での進路ガイダンスの現状と課題
話題提供者:角田仁さん(東京都立町田高校教諭、多文化共生ネットワーク東京事務局)
申込:要申し込み。
  お申し込みいただいた方のみに、開催の1週間ほど前にメールでZoomミーティング情報をお知らせします。
申込・問い合わせ先:NPO法人ともに生きる街ふくおかの会 事務局メール
          tomoikifukuoka●gmail.com(●をアットマークに変えてください)

<会員の方へ>
2021年度会費をお支払いの会員へ(賛助会員を除きます)
例会終了後、16時から総会を行います。
こちらにもご参加ください。
参加が難しい場合には、委任状をお送りください。
委任は代表理事の吉谷、もしくはその他の理事で構いません。
どうぞよろしくお願いいたします。

2022年4月15日金曜日

2022年度高校入試特別措置等の調査概要がアップされました

 今日は肌寒い一日ですね。
 新年度が始まり、みなさま、お忙しくされていることと思います。

 当法人の代表理事が調査協力している2022年度高校入試特別措置等に関する調査の概要が、中国帰国者支援交流センターのHPにアップされました。
 各県の調査内容について、細かく確認できますし、概要をまとめたPDFファイルもダウンロードできるようになっています。
 高校進学の制度がどのようになっているのか、どのような課題があるのか、しっかりと確認しておきたいところです。

中国帰国者支援交流センターHP
2021年調査 都道府県立高校(市立高校の一部を含む)の外国人生徒及び中国帰国生徒等への2022年度高校入試特別措置等について

2021年 調査の概要・まとめ(PDF)



2022年3月25日金曜日

「外国人の子供の就学状況等調査(令和3年度)」の結果

 続けてのアップです。
 文部科学省から、「外国人の子供の就学状況等調査(令和3年度)」の結果が公表されています。
 概要だけざっと目を通しましたが、自由記述の部分では取組の工夫とともにニーズや課題も浮かび上がっています。

「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査(令和3年度)」の結果(速報)

 今日は暖かい一日でしたね。
 (その分、花粉がひどい一日だったような…)

 文部科学省から「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査(令和3年度)」の結果(速報)が公表されました。
 コロナ禍での調査でしたが、数としては増加傾向にあります。まだ読み込めていませんが、新規調査項目も含まれていますし、しっかり見ておきたいと思います。

文部科学省HP「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査(令和3年度)」の結果(速報)について


2022年2月28日月曜日

日本語基礎テスト

 在留資格「特定技能」の取得要件に関わる日本語試験に関する情報です。


 日本語教室で出会うかもしれない人々のことを想定し、確認しておくといいかもしれませんね。

2022年2月27日日曜日

3月の例会のご案内(オンライン例会)

 今日は比較的暖かい一日でしたね。

 今日は3月の例会についてご案内いたします。
 3月は本来であればシンポジウムのご案内をするところですが、コロナ禍であることも踏まえ、今回は通常の例会(オンライン例会)の形を取ることになりました。
 早くこの状況が収束し、通常のシンポジウムを開催し、みなさんに直接お目にかかることを願うばかりです。

 さて、今回は、文部科学省のJSLカリキュラム開発や、「外国人児童生徒等の教育の充実に関する有識者会議」(2020年提言)、「高等学校における日本語指導の制度化及び充実方策について」(2021年報告)などを座長としてとりまとめた佐藤郡衛先生(明治大学特命教授)をお招きします。
 外国人児童生徒等の教育に関する政策動向や課題について話題提供いただき、情報交換を行えればと思います。
 今回は、定員(正会員優先)を設定しておりますので、お早めにお申し込みください。

日時:2022年3月27日(日)13:00~15:30
ツール:Zoomでの開催になります。
 ※技術的なサポートはいたしかねますので、ご了承ください。
テーマ:多文化共生にむけた教育政策の動き―外国につながる子どもの教育を中心に―
話題提供者:佐藤郡衛さん(明治大学特命教授)
定員:30名程度
申込:要申し込み。
 3月19日(土)までに参加ご希望の方は事務局までご連絡ください。
 お申し込みいただいた方のみに、開催の1週間ほど前にメールでZoomミーティング情報をお知らせします。
申込・問い合わせ先:NPO法人ともに生きる街ふくおかの会 事務局メール
          tomoikifukuoka●gmail.com(●をアットマークに変えてください)

みなさまのご参加をお待ちしております。

2022年2月25日金曜日

文化審議会国語分科会日本語教育小委員会(第110回)資料

 立て続けのアップです。
 ここのところ文化庁のサイトのチェックができていなかったのですが、最近所属するようになったコミュニティで共有されていたので、こちらにもアップします。
 地域における日本語教育の在り方について(審議経過報告)があるので、地域日本語教室に携わっている方は一読しておくと良いかもしれません。
 2021年度に開催された過去の小委員会についても、チェックしてみるといいと思います。

文化審議会国語分科会日本語教育小委員会(第110回)

外国人との共生社会の実現のための有識者会議

 なかなかブログのアップができないまま、あっという間に時間が過ぎていました…
 みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 政策のフォローをしなくてはとチェックしていた際に、出入国在留管理庁に設置されていた「外国人との共生社会の実現のための有識者会議」意見書を見つけました。
 目指すべき外国人との共生社会(三つのビジョン)が掲げられています。

1.これからの日本社会を共につくる一員として外国人が包摂され、すべての人が安全委安心して暮らすことができる社会

2.様々な背景を持つ外国人を含む全ての人が社会に参加し、能力を最大限に発揮できる、多様性に富んだ活力ある社会

3.外国人を含め、全ての人がお互いに個人の尊厳と人権を尊重し、差別や偏見なく暮らすことができる社会

 これらのビジョンは、政策や現場での実践にどのように落とし込まれていくのでしょうか。
 まだ意見書を読み込めていませんが、この意見書がどのように反映されるのか、注目していきたいです。

出入国在留管理庁HP 外国人との共生社会の実現のための有識者会議
(このサイトに意見書の概要版、全体版がアップされています。)



2022年1月31日月曜日

外国籍の中学生・高校生向けの在留資格等解説動画

 新型コロナウイルスが再び猛威を振るっていますが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

 今日は在留資格に関する情報です。
 東京出入国在留管理局在留支援部門在留支援担当による、外国籍の中学生・高校生向けの在留資格等の解説動画が一般公開されたとのことです。

 私たちも一度一通り見ておくと参考になるかもしれません。

【在留支援】外国籍の中学生・高校生のみんなへ~将来就職して働くために~

出入国在留管理庁HP
「家族滞在」の在留資格をもって在留し、本邦で高等学校卒業後に本邦での就労を希望する方へ

2022年1月9日日曜日

公立夜間中学校の生徒募集が始まっています

  遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 昨年12月25日より、今年4月からスタートする公立夜間中学の生徒募集が始まっています。
 福岡市教育委員会のHPに、日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、ネパール語で募集案内・入学願書の記入例がアップされています。夜間中学で学んでみたいという方、夜間中学をお勧めしたいという方は、下記リンク先より情報をご確認下さい。

福岡市教育委員会 2022年度福岡市立きぼう中学校の生徒募集について