NPO法人ともに生きる街ふくおかの会: 1月 2019

2019年1月30日水曜日

FUKU-NET一般公開講座「ここが知りたい 出入国管理法」のお知らせ

 福岡よかトピア国際交流財団より、FUKU-NETの一般公開講座のご案内がありました。
 福岡県行政書士会国際渉外部部長であり、当会の理事でもある古城さんがお話になります。
 一般市民参加枠は25名だそうです。詳しくは、下記の案内チラシ及び福岡よかトピア国際交流財団のHPを確認の上、参加ご希望の方はお申し込みください。

(画像をクリックすると、案内をPDFでダウンロードできます。)

日時:2019年2月12日(火)14:00~16:00
会場:福岡市国際会館4階大会議室
申し込み方法:ファックスまたはメールに、指名、連絡先(電話、メールアドレス)を書いて、下記申込先にお申し込みください。定員を超えた場合のみ、ご連絡を差し上げる装です。
申込先:福岡国際関係団体連絡会(FUKU-NET)事務局(担当:石隈さん)
 (公財)福岡よかトピア国際交流財団内
TEL:092-262-1724、Fax:092-262-2700
E-Mail:fuku-net●fcif.or.jp
(●をアットマークに変えてください。)
一般公開講座のご案内はこちらから


2019年1月28日月曜日

日本語ボランティア講座<一般公開講座>のお知らせ

<2019年2月4日事務局追記> 
※下記の一般公開講座については、2月2日(土)の段階で定員に達したそうです。

 珍しく、続けてのブログのアップです。

 当会の代表理事吉谷が、福岡よかトピア国際交流財団主催のボランティア養成講座の一環で、「日本語ボランティアの果たす役割」と題し、2月24日(日)に講演を行います。

(チラシの写真をクリックすると、PDFがダウンロードできます。)

 一般公開の講座ですが、定員40名(先着順)です。参加希望の方は、必ずお申し込みください。※申し込みは2月1日よりお願いします。
 二部構成で、一部は講演、二部は地域日本語教室の紹介があります。香椎浜小学校親子日本語教室よるとも会も参加します!

日時:2019年2月24日(日)13:00~16:00
場所:アクロス福岡2階セミナー室2
 福岡市中央区天神1-1-1
対象者:日本語ボランティアに感心がある方ならどなたもOK
受講料:無料
定 員:40名(先着順)
申し込み方法:参加希望者は「氏名・電話番号・メールアドレス」を、下記申し込み・問合せ先までFaxまたはメールでご連絡ください。
①1月4日から受け付けていた先着20名分は締め切りました。
②2月1日から、残り20名分の申し込みを受け付けます。
主催/申し込み・問合せ先:(公財)福岡よかトピア国際交流財団 総務課
  Tel:092-262-1724 Fax:092-262-2700
  E-Mail:nihongo●fcif.or.jp (●をアットマークに変えてください)

詳しくは、福岡よかトピア国際交流財団のHPをご覧ください。
平成30年度 日本語ボランティア養成講座 特別編<一般公開講座>





 

2019年1月27日日曜日

3月の例会のご案内

 この週末は寒い週末でしたね。
 昨日は久しぶりに雪の舞うなか、外にいました…⛄

 1月のシンポジウムが終わりほっとしたのもつかの間、次は3月の例会です。
 昨年9月に例会でお話くださったインターアジアの中村さんより、則松フィデラさん(フィリピン人介護士)を紹介していただきました。則松さんを囲んで、お話を伺いたいと思います。

<3月の例会>
日時:2019年3月17日(日)14:00~17:00
場所:福岡大学文系センター棟14階学部共通室
内容1:日本での暮らし、介護士としての仕事について
 話題提供:則松フィデラさん
内容2:2018年度多文化のまちづくり講座(防災会議@香椎浜公民館)を終えて
 報告:事務局
内容3:情報交換

資料の準備もございますので、ご参加いただける方はご連絡いただけますと幸いです。
※お車でお越しの場合は、入構手続きが必要です。
3月11日(月)までに車種とナンバーを事務局までご連絡ください

連絡先:「ともに生きる街ふくおかの会」事務局メール
     tomoikifukuoka●gmail.com(●をアットマークに変えてお送りください)

2019年1月23日水曜日

本の紹介(2019.01)

 今月はシンポジウムのご報告しかアップできていないので、今日は本の紹介です!

ユペチカ、西森マリー監修『サトコとナダ』第4巻、星海社コミックス
 以前に、例会でもご紹介した本(漫画)です。
 ムスリム女性と日本人女性が主人公ですが、とてもわかりやすくムスリム女性のあり方の一つを説明しており、共感しながら、そして、そうなんだ~と新たな発見もありながら読み進められる本です。これが最終巻!終わってしまうのが名残惜しいと感じます!
 私たちがムスリムのことを理解する大きな手がかりを与えてくれた本だと思います。



椿原敦子・黒田賢治(2018)「『サトコとナダ』から考えるイスラム入門ームスリムの生活・文化・歴史ー」星海社新書
 『サトコとナダ』を入り口にしつつ、イスラームについてとてもわかりやすく説明されていて、かつ「ともに生きる」ということを私たちNPOのメンバーが考えているまさにその通り!と思えるような記述もあります。以下、引用します。

 「付き合いやすいか、そうでないかの尺度は、結局は自分の価値観でしかないと思います。自分たちの価値観を押しつけることは傲慢ですが、反対に相手の価値観をそのまま受け入れることもできません。だからこそ、お互いが自分の価値観を相対化させてみる作業は大切なことだと思います。」(149ページ)

 「近年、『多文化共生』という言葉をよく耳にしますが、自分とは違う人とつきあっていくときにより重要なのは、お互いにできることとできないことを説明し、納得しあうことではないでしょうか。」(189ページ)

 ともいきとして活動する中で、もっと言えば私個人(事務局・伊藤)が日常的に考え、外国につながる人々のことをお話しする機会に伝えたいなと思っているエッセンスが、この本の中でも示されており、非常に共感しながら読めました。
 あっという間に読める新書ですので、是非、お手にとってみてください。

2019年1月14日月曜日

シンポジウムが終了しました!

 新年1回目のブログのアップです。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします!

 1月12日(土)のシンポジウムは、盛会のうちに終了しました。
 当日は、会場の収容人数の関係からお断りしなくてはならないほどのお申し込みもあり、登壇者、スタッフを含め、総勢79名の参加者となりました。
 第一部の基調講演では、田尻英三さん(龍谷大学名誉教授)が堅くなりがちな政策文書の分析をユーモアも交えながら、熱のこもったお話をしていただきました。きちんと多角的に資料を丁寧に分析する必要性と日本語教育に関わってきちんと声をあげていくことの重要性、多様な人とつながっていくことが可能性を切り開くことなどが強調されたかと思います。



 第二部のパネルトークでは、ともいきの活動紹介を兼ねつつ、就学・進路相談会、滞在資格関係、香椎浜公民館における異文化間交流など、具体的な取り組みの話題提供から、ディスカッションを行いました。


 時折笑いあり、それでも情報量満載の、そしてそれぞれが足下から「ともに生きる」ということを考え、一歩を踏み出そうという思いを抱けるような、基調講演とパネルトークだったかと思います。
 感想には、そうした前向きなコメントも多々寄せられ、さらにはともいきの活動に関心を持っていただき、定例会やイベントの案内を受領したいという声も寄せられました。また、終了後にはご自身の専門性をともいきの活動に生かしたいとおっしゃってくださる方もいらっしゃいました。事務局としては大変嬉しい限りです!

 NPO法人になって初めてのシンポジウム企画でしたが、多くの方にともいきの活動を紹介し、関心を持っていただける機会になったかと思います。今後もこうした活動も企画しようと思います!