NPO法人ともに生きる街ふくおかの会: 12月 2018

2018年12月29日土曜日

西日本新聞「新 移民時代」にシンポの案内がアップされました!

 いよいよ年末になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 2019年1月12日(土)に開催するシンポジウムについて、西日本新聞の「新 移民時代」特設ページに告知記事がアップされました。

 西日本新聞「新 移民時代」特設ページ
「市民としての外国人受け入れテーマにシンポ」
https://www.nishinippon.co.jp/feature/new_immigration_age/article/476260/

※今回のシンポジウムについては会場の関係から、要申し込みとしております。
 お申し込みがまだの方は、下記申し込みのリンク先からお申し込みください!

******************************************
シンポジウム
外国人としての市民をどう受け入れ、支えていくのか
〜ともに生きる街をつくるために〜

日時:2019年1月12日(土)13:00~16:00
場所:福岡市NPO・ボランティア交流センターあすみん
    福岡市中央区今泉1-19-22 天神クラス4階
定員:70名(要申込)
参加費:500円(資料代として)
    ※NPO法人ともに生きる街ふくおかの会2018年度年会費納入済みの方は無料
主催:NPO法人ともに生きる街ふくおかの会
申込先:「こくちーず」の下記リンク先より申し込みください。
    ※メールでの申込は受け付けておりませんのでご注意ください。
「市民としての外国人をどう受け入れ、支えていくのか」
https://kokucheese.com/event/index/540377/
問合先:NPO法人ともに生きる街ふくおかの会
E-Mail:tomoikifukuoka●gmail.com
(●をアットマークに変えてお送りください。)


2018年12月14日金曜日

「やさしい日本語」でニュース発信:西日本新聞「新 移民時代」特設ページ

 『新 移民時代―外国人労働者と共に生きる社会へ』に取り組んだ西日本新聞が、ニュースを「やさしい日本語」で配信する取り組みを始めています。
 AIによる機械翻訳や、「やさしい日本語」を勉強中の記者の方による翻訳のほか、日本語教師の方や教師志望の方、定住外国人支援に取り組む方など幅広い協力を募り、記事をやさしい日本語で配信しようとするものです。

「新 移民時代」の特設ページに掲載するすべての記事の下に「翻訳欄」(500字以内)が設定されており、協力される方が自由に「やさしい日本語」にして投稿できるシステムです。
 投稿者はニックネームで構いません。内容は不適切な表現がないか確認された上で、アップされるとのことです。

 「やさしい日本語」への翻訳の成果は、「やさしい日本語」の研究やAIによる機械翻訳システムの精度向上へ活用されるほか、西日本新聞社の「やさしい日本語」の専用アプリなどに活用され、日本語を十分に理解されない方にも情報が届くことを目指すとのことです。

 西日本新聞の連載記事も読めますので、やさしい日本語に興味がある方も、自分にはまだ難しいかなと思う方も、まずは一度、特設ページをご覧ください。
 また、西日本新聞移民チームのこれまでの成果も是非ご覧ください。

2018年12月9日日曜日

1月シンポジウムの参考資料、必読です!

 この週末はずいぶんと寒く、本格的な冬の到来を感じさせますね。
 来年1月のシンポジウムの準備を進めているところですが、基調講演の田尻先生の論考を紹介します。
 事前に目を通しておくと、かなり充実したシンポジウムになるのではないかと思います!

 以下、田尻先生が『龍谷大学グローバル教育推進センター研究年報』に著した論考です(タイトルをクリックすると龍谷大学図書館リポジトリにリンクが飛びます。そこで本文をPDFで入手可です)。

田尻英三(2018)「2017年度の日本語教育施策」『龍谷大学グローバル教育推進センター研究年報』第27号、3-20頁

田尻英三(2017)「外国人労働者の受け入れと2016年度の日本語教育施策」『龍谷大学グローバル教育推進センター研究年報』第26号、3-19頁

田尻英三(2016)「『特別の教育課程』及び2015年度の日本語教育施策」『龍谷大学グローバル教育推進センター研究年報』第25号、3-16頁

 当ブログの本の紹介(2018.11)でも紹介した編著を、再びアップします。

田尻英三編著(2017)『外国人労働者受け入れと日本語教育』ひつじ書房
 1月のシンポジウムで基調講演をしてくださる田尻先生の編著です。
 広く外国人受け入れ施策のフォローや、日本語学校、技能実習生、介護、外国にルーツを持つ子どもなどについても、各論で触れられています。
 1月のシンポジウムの前に、是非ご一読を!

 また、ひつじ書房のWebマガジンで連載されている「未草」も是非ご一読ください。
 非常に的を射た指摘をさまざまな情報を根拠に述べられています。

ひつじ書房Webマガジン「未草」
外国人労働者の受け入れに日本語教育は何ができるか
http://www.hituzi.co.jp/hituzigusa/category/rensai/ukeire/

☆準備は大変ですが、1月のシンポジウムが楽しみです♪
多くの方のご参加をお待ちしております。
1月のシンポジウム詳細については、こちらをご覧ください!

2018年12月3日月曜日

多文化共生のまちづくり講座(第2回)のご案内

 いよいよ12月ですね。年末に向け、ますます慌ただしくなっていくことと思います。

 今日は、香椎浜講座で行っている多文化共生のまちづくり講座(第2回)のご案内です。
 
 11月に実施した第1回では、当団体の代表理事の吉谷が「多文化共生ってどんなこと?~地域の異文化間交流の意義~」と題し、お話をしました。
 多文化共生で思いつくことを考える簡単なグループワークをしたり、地域菜園の管理をされている方からのお話を聞いたり、地域でどう交流をしていけばいいのか、という点も考えました。香椎浜らしい「歩み寄り」の声も聞こえました。

 第2回は「暮らしで困るってどんなこと?」をテーマに在留資格に関わるお話を伺います。

多文化共生のまちづくり講座(第2回)
テーマ:暮らしで困るってどんなこと?
~外国籍の人が日本で生活する上で欠かせない在留資格(ビザ)ってなんだろう?~
日時:2018年12月16日(日)10:00~12:00
場所:香椎浜公民館(福岡市東区香椎浜2丁目4-31)
※駐車スペースが限られますので、お車でお越しの方は近隣の駐車場をご利用ください。

☆資料準備の関係がありますので、参加希望の方は事前に事務局までご連絡ください。
事務局E-Mail:tomoikifukuoka●gmail.com



2018年12月1日土曜日

経団連の外国人材受入れに関する提言

 外国人集住都市会議の意見書に続いてのアップです。
 外国人材受入れの議論に関わり、経団連は10月に政策提言を行っています。
 外国人材受入れの政府の議論と関連し、技能実習制度との関連はもちろんのこと、この提言のなかでも外国につながる子どもの教育や地域における共生についても触れられています。
 あまりにも急ピッチで進められている外国人材受入れの議論ですので、なかなかすべてをフォローできていないところもありますが、こうした各方面の情報はともいきの活動を考える上でも必要なので、是非押さえておきたいと思います。

経団連「外国人材受入れに向けた基本的な考え方~深化するグローバル化への対応~」

外国人集住都市会議の意見書

 外国人労働者の受け入れ拡大に向けた入管法改正案が、11月28日に衆議院本会議で可決されました。
 国会での議論の模様やそれについての様々な立場からの意見もメディアで報じられていますが、外国人集住都市会議は「新たな外国人材の受入れに係る多文化共生推進について(意見書)」を提出しています。
 日系南米人をはじめとした多くの外国人が集住する地域では、地域レベルで共生に向き合い、さまざまな取り組みをしてきました。長年の地域レベルでの経験を踏まえた現場の声を反映した意見書かと思います。
 是非、ご一読ください。
 外国につながる子どもの教育に関しては、ともいきが取り組んできているようにかれらのキャリアを見据えた教育の必要性、ともいき会員が関わっている学校現場での共生に関する研修の必要性なども指摘されています。
 また、地域における多文化共生の推進についても挙げられています。

外国人集住都市会議「新たな外国人材の受入れに係る多文化共生推進について(意見書)」(PDF)
外国人集住都市会議HPはこちら