『新 移民時代―外国人労働者と共に生きる社会へ』に取り組んだ西日本新聞が、ニュースを「やさしい日本語」で配信する取り組みを始めています。
AIによる機械翻訳や、「やさしい日本語」を勉強中の記者の方による翻訳のほか、日本語教師の方や教師志望の方、定住外国人支援に取り組む方など幅広い協力を募り、記事をやさしい日本語で配信しようとするものです。
「新 移民時代」の特設ページに掲載するすべての記事の下に「翻訳欄」(500字以内)が設定されており、協力される方が自由に「やさしい日本語」にして投稿できるシステムです。
投稿者はニックネームで構いません。内容は不適切な表現がないか確認された上で、アップされるとのことです。
「やさしい日本語」への翻訳の成果は、「やさしい日本語」の研究やAIによる機械翻訳システムの精度向上へ活用されるほか、西日本新聞社の「やさしい日本語」の専用アプリなどに活用され、日本語を十分に理解されない方にも情報が届くことを目指すとのことです。
西日本新聞の連載記事も読めますので、やさしい日本語に興味がある方も、自分にはまだ難しいかなと思う方も、まずは一度、特設ページをご覧ください。
また、西日本新聞移民チームのこれまでの成果も是非ご覧ください。