NPO法人ともに生きる街ふくおかの会

2018年5月13日日曜日

2018年度就学・進路相談会の日程が決まりました!

 今年度も「外国にルーツを持つ子どものための就学・進路相談会」を8月と10月に開催します。また、昨年度初めて北九州国際交流協会との共催で「なんでも相談会」を開催しましたが、今年度も続けて開催できるよう北九州国際交流協会と相談を進めています。
 
 次回の例会(5月19日)以降、本格的な準備を進めていきます。
 外国にルーツを持つ子どもたちが、日本での高校進学、そしてその先のキャリアを切り開けるお手伝いができるよう取り組んでいきたいと思います。準備や広報、当日のお手伝いなど、できる範囲でのみなさまのご協力をよろしくお願いいたします。

+++++福岡市での開催+++++
第1回 2018年8月26日(日)13:00~16:00
           福岡市NPO・ボランティア交流センターあすみん
           福岡市中央区今泉1-19-22天神クラス4F

第2回 2018年10月21日(日)13:00~16:00
     福岡YWCA会館
     福岡市早良区城西1-5-43

2018年4月20日金曜日

5月の例会のご案内

5月の例会について、お知らせします!

今回は、3月の例会に引き続き、高校進学に関わる内容です。
外国につながる子どもの高校進学を身近でサポートしてきたボランティアの立場から、古賀美津子さん(香椎浜小学校親子日本語教室よるとも会)より、お話しいただきます。

<5月の例会>
日時:5月19日(土)14:00~17:00
場所:福岡大学文系センター棟9階学部共通室B
内容1:話題提供「外国につながる子どもの高校進学支援について~ボランティアの立場から思うこと~」(仮)
話題提供者:古賀美津子さん(香椎浜小学校親子日本語教室よるとも会)
内容2:総会
内容3:情報交換

資料の準備もございますので、ご参加いただける方はご連絡いただけますと幸いです。
※お車でお越しの場合は、5月15日(火)までに車種とナンバーを事務局までご連絡ください。

総会も行いますので、特に会員のみなさまはふるってご参加ください。
みなさまにお目にかかれるのを楽しみにしております!

連絡先:「ともに生きる街ふくおかの会」事務局メール
     tomoikifukuoka●gmail.com(●をアットマークに変えてお送りください)

2018年4月19日木曜日

異文化理解の実感

ずいぶんご無沙汰しております。
すっかり、ブログの更新が遅れてしまっていました…
これからは、もう少し頑張って更新します!

さて、当NPOの理事である村上さんより、異文化理解の体験談です。
読みながら、みなさんも「そうそう、そうだよね」と納得するのではないでしょうか。

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 街中で、もしくはエレベーターの中で大きな声でお話ししている中国人(語)の方を見て「もう少し小さめな声で話せないのかな」と思ったことはありませんか。
 正直に告白しますと、私はあります。

そんな中で、先日非常に印象に残る出来事がありました。

その日、私は中国人の友人数人と食事会をしていました。日本人は私ひとり。彼女たちは全員日本語が堪能なので、日ごろ私が同席しているときは中国人同士の会話でも日本語で話してくれます。

ただ、その日は話に夢中になったためか一つの会話の中でも、ちょっとしたきっかけで日本語から中国語に切り替わり、また何かのきっかけで日本語に切り替わり。その場に二つの言語がくるくると交わっていました。
  
 そんな中、出た話題が『なぜ中国人は声が大きいのか』ということです。
(「中国人」とひとくくりにしてまとめてしまうのは、随分乱暴な話だとはわかっていますが、私たちの個人的な場での話題ということで、許して下さい。)

 色んな意見が出ましたが、その日の会話の様子を振り返った一人の人がふと言った意見がその場で全員の賛同を得ましたので紹介します。
  
【中国人の声が大きいのではなく、中国語を話しているときの声が大きいのではないか。】

つまり、日本には「下記」「夏季」「柿」「花器」のように、同じ表記の言葉を音の上げ下げや文脈で判断することがありますが、中国語はより多くあり、繊細で、発音は中国語という言語の中で非常に重要な位置を占めているそうです。そのため、きちんと相手に伝わるように、大きくはっきりと発声する癖がついているのではないか。
  
 言語学の知識等も何もない人間が集まって、雑談から生まれた結論ですので、全く根拠のない話ですが、私は妙に納得してしまいました。

 そして、その考えをもってから、大きな声で話される中国語が全く気にならなくなりました。なぜなら、彼らはむやみに大声をはっている訳ではなく、彼らにとっての適正な音量で話しているのであり、それは大声と判断するものではないと考えるようになったからです。
 
 本団体のNPO活動をとおし、多文化共生とは、お互いの文化を知り、尊重することであることを学びました。
 今回のことは、それを私の中で実感し、意識することができた非常に嬉しい体験でした。
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2018年1月5日金曜日

日本語サロン研修会@福岡のお知らせ

 あけましておめでとうございます。
 2018年もともいきをどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、2018年最初のご案内です。会員の川邊さんより情報提供をいただきましたので、お知らせいたします。

++++++++++++++日本語サロン研修会@福岡++++++++++++++++
日時:2018年2月3日(土)13:30〜16:00(13時より受付開始)
場所:TKP博多駅筑紫口ビジネスセンター303
 (福岡市博多区博多駅中央街4−1ユーコウビル3階
定員:20名(先着順。定員になり次第締め切ります)
対象:日本語教師(主に日本語学校/選任・非常勤、大学非常勤)、語学教師
参加費:無料 ※要予約
テーマ:民主的シティズンシップ教育をどう日本語教育に活かすか
   —ドイツ、小学校教育の見学から—
講師:名嶋義直さん(琉球大学国際教育センター留学生ユニット)
主催:凡人社

☆申込先等の詳細については、案内チラシ(PDF)をご確認ください。

2017年11月2日木曜日

北九州のなんでも相談会に参加しました!

 北九州市の多文化の子育て、教育、生活相談のイベントに参加(共催)しました!
 10月28日(土)、黒崎駅近くの「コムシティ」を会場に、北九州国際交流協会主催、とも生きの共催で、「外国人家庭・支援者・先生のための子どもの教育なんでも相談会&交流会」が開催されました。
 今回の試み、北九州国際交流協会でも初!となるものです。

 日本での子育て、就学、進学の相談はもとより、外国籍保護者による子育て座談会、行政通訳者、教育委員会の派遣通訳者、これから学習支援ボランティアを始める方などへの異文化子育て・交流に関する学習会、在留に関する相談会(弁護士さん、行政書士さん)など、さまざまな相談や交流が賑やかに実施されました。

 とも生きは企画段階からの情報提供、お手伝いに加え、当日はとも生きのメンバーが学習会、座談会、行政書士としての相談、そして多言語の受付など、積極的に参加しました。
 福岡市での就学・進路相談会では、高校進学についての具体的な相談から、大学進学や進路の相談、それに伴う家庭での対応や在留に関するものが相談の中心となっています。他方、北九州では、これから就学期を迎える子どもたちも多く、生活そのものに関するものも多くあったようです。
 また、こうした機会が少ないこともあって、当事者だけでなく支援者同士の交流も行われ、今後の多文化共生への課題の発掘と解決が期待される会となったように感じます。

 とも生きふくおかも、近隣地域の課題に学び、連携しながら今後も活動を進めていきたいと思います。
 相談会&交流会を支える人々の和気あいあいとした雰囲気からは、北九州国際交流協会が日頃からつながりを大切にしていて、今回、それが形になったと感じました。
 みなさん、どうもありがとうございました!

就学・進路相談会2017(第2回)が終了しました!

 10月29日(日)に今年度第2回の外国にルーツを持つ子どもたちのための就学・進路相談会が無事終了しました!台風が近づいていたため、開催できるかどうか不安もありましたが、雨もやみ、さわやかな日差しがこぼれる日曜の午後となりました。

 今回は初めてあすみん(福岡市NPO・ボランティアセンター)を会場に、ともいき会員、よるとも会ボランティア、通訳、学校の先生方のご協力をいただき、無事に開催することができました。ご協力いただいたみなさまには、心より感謝申し上げます。
 参加者や相談内容についてここで簡単にお知らせいたします。

①参加者数
 相談者は5組14名、一般参加者(教員)1名、通訳者・支援要員(福岡市日本語指導教諭ほか)及び本会会員等28名の総勢43名の参加がありました。
②相談内容
 具体的な高校進学に関する相談がありました。まだ日本語が十分でないため、受験勉強に対する不安や、自分に合う学校選択についてどのようにすればいいかという悩み、進学後の奨学金申請・受領の可能性やアルバイトの可能性といった経済的なことも挙げられました。また、日本の中学校を卒業したけれども高校に進学しなかった既卒の子どもの高校進学についても相談がありました。
③運営面
 今回は今年度2回目ということもあり、来場も緩やかでした。そのため、じっくりと相談ができたという点が良かったかと思います。
④参加者の反省・感想(例会等の機会に改めてご報告します)
 8月の相談、さらに今回の相談を通し、子どもの進路を真剣に考え、支えてくれる人々がいることについて外国人保護者の理解が深まった点がよかったという声がありました。また、学校だけでは分からない、保護者の気持ち、子どもの気持ちが分かって良かったという感想もありました。
 受験に関わらず、生活全般に関わることで分からないことがあるので、相談の機会がもっとあればいいと思う、といった相談会が多様な場面で複数回開催されることの意義についてもご意見が出ました。

 今年度の相談会は今回が最後になりますが、来年度も続けていきますので、ご協力、ご参加どうぞよろしくお願いいたします。

タイ・ペッチャブーンだより(第2弾!!)が届きました!

 6月にともいき会員で、現在はタイで日本語を教えていらっしゃる田籠さんよりいただいた、タイ・ペッチャブーンだよりをご紹介しましたが、今回はその第2弾です!!
 ちょうど、就学・進路相談会2017(第2回)を開催していた10月29日(日)にいただきました。活動の日に、ともいきのことを思い出して書いて、送ってくださったことに嬉しく思います!

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 前に便りを出してから、少し間が空いてしましました。今日まで夏休み、明後日(10月31日日)から新学期が始まります。
 1学期の間、実に色々なことがありました。その一つは、たくさんの行事です。「タイの行事は盛りだくさん」です。ここまでを振り返って、思ったことを綴ってみたいと思います。

 色々ありますが、ここに来てよかったと思っています。色んなことを振り返ったり、確認したりする機会が与えられました。

 前期終わりの頃の私は、よくイライラしていました。それは、この国の悪く言えば無計画な、よく言えばおおらかな体質に振り回されていたからでした。
 例えば、日本語コンテストというものがあります。日本語でのスピーチや1枚の写真より文を作る部門、硬筆や辞書早引き競争などもあります。このコンテストの日程がころころ変更になったり、出場者が変更になったり、そのたびに新しい原稿を書いたり、連絡をしなおしたり、振り回されるのですが、日本社会の枠組みの中で、「ねばならない。」と思い込んで生きてきた私には、辛いことでした。日本のこのきっちり感は、非常によいところでもあり、人によっては、息苦しさを感じるところなのかもしれません。

 さて、外国人として暮らす私には、時々困ったことがあります。
 その一つは、ご飯を注文する時です。時々タイ人の先生とご飯を食べに行きます。「何にしますか?」と、聞かれます。気を使って何を食べますか?と聞かれているんだと思います。しかし、メニュー表は、タイ文字表記、英語も写真もこの町のメニュー表にはありません。じっと見て、知っているタイ文字を見つけ注文しますから、毎回同じものを食べます。
 そんな時、なるほど・・・・と思うことがありました。数校が集まって、日本語を学ぶ。日本語キャンプの時です。生徒たちの活動中、先生たちは、休憩。飲み物を注文することになりました。またしても、何にしますか?と言われて、メニュー表と格闘していた時、他校の先生から声をかけられました。

「センセーは、何にしますか?私のおすすめは、○○です。でも、コーヒーもあります。」

 こういわれると、注文しやすいですよね。もちろん、おすすめにしました。「あなたは、何にする。」日本でも、こう言われて、困っていた子たちが、いたんだろうなと思いました。

 もう一つだけ、学ぶってこういうことなのだ。と思うことがありました。
 5月末から、卒業生に日本語を教えていました。本題に入る前に、タイの中等学校は、5月はじまりの2月末終わりです。3月と4月は、学年間の休みです。しかし、大学の始まりは、8月か9月です。その間学生は、アルバイトをしたり勉強をしたりするそうです。そして、彼は、中国人の先生が赴任するまで、もうひとりの女の子と中国語の授業を担当していました。こんな風に、卒業生が先生をします。

 では、本題です。世の中には、語学習得能力にたけている人がいるものです。
 彼は、あっと言う間にひらがな、カタカナを自学習得し、「みんなの日本語」が読めるようになりました。2か月ほど学習した時には、簡単な会話は、できるようになっていました。そんな彼がバンコクに行く事になりました。バンコクに行って、日本人と話がしたいと言います。

「できますか?日本人は私を怖がりませんか?」

 というので、魔法の言葉を授けました。

 それは、「私は日本語を勉強しています。」

 この作戦が成功して、たくさんの日本人と話ができ、友だちにもなったようです。(日本人のひとのよさに付け込んでみました。この先、外国で、日本語を勉強しています。という人が近づいて来たらみなさん、要注意です。)
 その彼が言いました。

「以前、バンコクに行ったときは、後ろに日本人がいました。話したかった。でも、話すことはできなかった。今回は、たくさんの日本人と話ができて、私は、とても幸せです。」

 言葉を学ぶと生活が豊かになる。きっと、彼が見た、夕焼けは、うつくしかっただろうと思います。(江口いとさんの『夕焼けがうつくしい』という詩があります)何のために学ぶのか。習得した言葉で何を話すのか。(もちろん、個人の能力に差があるものの、)そのことは、言葉を習得するうえで、大変重要なことであることを再認識した1件でした。