NPO法人ともに生きる街ふくおかの会

2020年4月25日土曜日

生活福祉資金貸付制度について

 天気のいい週末ですね。
 厚労省のHPに、新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が減った世帯を対象にした特例貸付に関する情報が出ています。
 やさしい日本語版や各国語版(英語、韓国語、中国語(簡体字)、ベトナム語、ポルトガル語、スペイン語)も出ていますが、どのように運用されているのかは、実際に問い合わせてみないと分からないところかと思います。
 参考までに。

厚労省HP
新型コロナウイルス感染症の影響により生活資金でお悩みの皆さまへ

2020年4月17日金曜日

今後の予定について

 久しぶりのアップです。
 できる範囲での自粛生活が続いていますが、こんなときこそ繋がっておきたい人々の顔が浮かんだりしています。

 さて、例年ですと5月の例会案内と総会のご案内をする頃ですが、当面、以下のように対応します。

1.5月の例会
 中止します。そもそもご案内もしておりませんが、楽しみにされていた方、申し訳ありません。
 状況を見て、例会の再開について考えたいと思います。

2.総会
 2019年度年会費を納めて下さっている正会員のみなさまには、総会のご案内を5月の例会案内とともに例年であれば差し上げるところですが、現在、実施の方法について検討中です。
 5月以降、該当の方にはメールでご連絡差し上げます。

3.外国にルーツを持つ子どものための就学・進路相談会
 新型コロナウイルスの収束が現段階では見通せないため、2020年度の実施については現在検討中です。
 しかるべきときに検討結果についてはご案内いたします。

 長引く自粛で気分も落ち込みがちですが、自分なりのリフレッシュ方法を見つけながら乗り切っていきましょう。

2020年4月3日金曜日

新型コロナウィルス対応指さし会話

 新型コロナウィルスの感染者が日々増加していますが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
 BuzzFeedで記事の検索をしていたら、新型コロナウィルス対策の多言語指さし会話を見つけました。
 みなさんも旅行に「指さし会話」の本を持って行ったことがあったり、本屋さんで眺めたことがあるのではないでしょうか。
 そのYubisashiが、多言語化のいろいろな取り組みをしています。HPを是非ご覧下さい。防災関係の役立つリソースもあります。

Yubisashi
新型コロナウィルス対応指さし会話
 このページで13カ国語に対応した会話ツールが無料配布されています。PDFでダウンロードできます。
13カ国語:日本語、英語、簡体字中国語、台湾華語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、インドネシア語、フィリピン語、ベトナム語、タイ語、韓国語


2020年3月30日月曜日

本の紹介(2020.03その3)

 今月は本の紹介が多めですが、忘れてしまう前に…ご紹介します。

鳥飼玖美子・苅谷夏子・苅谷剛彦(2019)『ことばの教育を問いなおす―国語・英語の現在と未来―』ちくま新書
 特に外国につながる子どもの日本語教育に関係して、というわけではありませんが、改めて「ことばの力」や「ことばの教育」について考えさせられた本です。
 鳥飼玖美子氏は英語教育について、特に小学校英語教育の是非については、母語の力が十分でないうちからの小学校英語教育については反対の立場から発信されてきた方です。苅谷夏子氏は大村はま氏の国語教育実践についてまとめていらっしゃる方で、苅谷剛彦氏は教育学の世界では著名な方です。
 この三者が、それぞれの立場からことばの教育について語っています。
 表面的な流ちょうさではなく、話す内容やその論理性が本来は必要とされるものであり、そうしたことばの力をどう鍛えるのか、自分たちが鍛えられたかも述べられます。そうした三者の文章からは、抽象的な思考が可能となることばの力を身につけることの重要性を強く感じます。
 一件、難しそうに思われるかもしれませんが、語りかけるように書かれているので、読みやすいです。
 「日本語教育」の本ではありませんが、「ことばの教育」に関わる方にはオススメの本です。



清水由美(文)・ヨシタケシンスケ(絵)(2018)『日本語びいき』中公文庫
 著者による『日本人の日本語知らず。』を増補改題した文庫版です。
 日本語教師が、教えているときに遭遇する日本語教育文法の話や学習者の使用、日本語教師の立場から思うことなどを綴ったエッセイです。
 本格的に日本語教師としてお仕事をされている方でなくとも、日本語教室で教えたことのある方は、「あるある!」と思いながらあっという間に読める本です。
 実は、この本を読みながら、日本語教育の文法的な疑問を持ったので、そのうちどなたかに解説していただこう、と思っています。
 (新型コロナウイルスが終息して、日本語教室が再開したら質問します!)



 ことばについての本を読んでいたら、10年以上前に読んだエッセイのことを思い出しました。

多和田葉子(2003)『エクソフォニー―母語の外へ出る旅―』岩波書店
(多和田葉子(2012)『エクソフォニー―母語の外へ出る旅―』岩波現代文庫)
 2012年に岩波現代文庫として刊行されていますが、岩波現代文庫ではリービ英雄さんが解説をしているようです。
 (私の手元にあるのは、文庫版ではないので…)
 日本語とドイツ語で創作活動を行う著者が、ことばをめぐって、日本語、ドイツ語、さらに他の言語に触れて感じることを軽やかに綴っています。
 日本語ではないで生活した経験がある方、日本語学習でことばの間を漂いながら表現している人と接している方など、興味深く読めると思います。
 第二部は、ドイツ語を学習している人にはとても面白く読めると思います。
 ドイツ語学習者からして「そうなんだ~」や「あるある!」と思うところがたくさんあります。もちろんドイツ語学習者でなくとも、外国語学習の経験がある方にとっては興味深いと思います。

 ことばは、著者にとって一つの大きなテーマだと思いますが、次の物語も興味深く読めました。

多和田葉子(2018)『地球にちりばめられて』講談社
 ある日、自分の国が消滅してしまったら…。コミュニケートするための新しいことばを作り出し、自分と同じ母語を話す人を探す旅に出る主人公。
 新しく作り出したことば、自分の母語、言語によってつながっていく人々との出会い。
 とても素敵な作品です。



 新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、不要不急な外出自粛が求められていますが、体調管理をしつつ、部屋のなかでの過ごし方の一つとして読書を楽しめたらいいですね。

2020年3月28日土曜日

外国人の子どもの就学状況等調査について

 引き続き、外国人児童生徒等の関係です。
 秋頃に外国人の子どもの就学状況調査の速報値が出されましたが、その確定値と調査結果が昨日(3月27日)に公表されています。
 就学状況に関わって、就学状況の把握や就学促進の取り組み、各種規定、指導体制の整備状況等についても報告がなされています。

  • 外国人の子供の就学状況等調査結果(確定値)(概要) (PDF)
  • 外国人の子供の就学状況等調査結果(確定値) (PDF)
  • 外国人の子供の就学状況の把握・就学促進に関する取組事例1 (PDF)
  • 外国人の子供の就学状況の把握・就学促進に関する取組事例2 (PDF)
  • 外国人児童生徒等教育の充実について(報告)

     先ほどの在留資格に引き続いてのアップです。
     ともいきのブログでも時折紹介していましたが、外国人児童生徒等の教育の充実に関する有識者会議の報告書は、昨日3月27日付けで文科省より公表されました。
     今後の方向性を示すものとして、しっかり読み込みたいところです。

    文部科学省HP
    外国人児童生徒等の教育の充実に関する有識者会議報告書(概要)(PDF)
    外国人児童生徒等の教育の充実について(報告)(PDF)

    「家族滞在」の在留資格で日本の高校で学び、卒業後就職を希望する場合について

     福岡は昨日の雨が今日は弱まったものの、咲き始めていた桜もだいぶ散ったことと思います。
     さて、以前にも話題になりましたが、「家族滞在」の在留資格で日本の高校卒業後に就職する場合の在留資格の切り替えについて、法務省がHP上で説明を公表しています。
     PDFファイルにまとめられている説明はずいぶんと分かりやすいと思いました。
     「家族滞在」で日本の高校に通っており、卒業後の進路として就職も視野に入れている生徒をご存じでしたら、是非一度目を通してみてください。

    法務省HP
    「家族滞在」の在留資格をもって在留し、本邦で高等学校卒業後に本邦での就労を希望する方へ

    高等学校卒業後に日本での就労を考えている外国籍を有する高校生の方へ(PDF)