NPO法人ともに生きる街ふくおかの会: 就学・進路相談会2016(8月28日)が無事終了しました!

2016年8月29日月曜日

就学・進路相談会2016(8月28日)が無事終了しました!

 2016年度第1回「外国にルーツを持つ子どものための就学・進路相談会」が昨日、あいにくの悪天候の中でしたが、無事終了しました。
 参加いただいた学校の先生方、通訳者、会員、何よりも悪天候の来場いただいた来談者他、資料作成、情報収集、広報等、様々な面でご協力いただいた皆さんに感謝いたします。特に、共催をいただいた福岡YWCA様には会場の便宜、湯茶のご準備、ハッピースクールの子どもたちの参加、通訳のご紹介など、様々な面でご協力いただき、おかげさまで円滑な運営ができたものと感謝いたします。本当にありがとうございました。
今後も、就学・進路相談会を引き続き開催したいと思いますので、皆さんの変わらぬご協力をお願いします。
 さて、詳細な報告は、次回の「とも生き例会(9月24日(土)、17時~19時、於:福岡YWCA会館)」に譲りますが、当日の様子について簡単にご報告します。

①参加者数:
 相談者は事前にご連絡があった方15件を超える計22組40名、一般参加者(教員、NPO関係者など)16名、それに通訳者、支援要員(福岡市日本語指導教諭ほか)、本会会員等、総勢85名の参加者となりました。
②来談者及び相談内容別:
 中国語、タガログ語+英語の相談者が多く、高校進学に関する具体的な相談、今後の進路に関するもの(お子さんが小学生、中学2年生以下)、また大学進学に関するもの、不登校、不就学に関するものなど、多岐にわたっていました。
③運営に関して:
 受付から相談表への記入、相談の開始という来談者の流れに関して少し工夫が要るように思われました。
 特に、受付から各会場への案内方法(案内係、案内札の作成、会場の掲示、色分け表示等)については、幾つか具体的な改善案も出されました。次回には工夫したいと思います。
④参加しての感想等(詳しくは次回にしますが):
 来談者の多さから就学・進路相談会そのものの必要性を再認識しました。来談者の相談内容が外国にルーツを持つ子どもや家族に共通のものもありますが、それぞれ子どもの具体的な状況に鑑みての個別的な相談も多く出されていました。
また加えて、「相談会形式」であるが故に、来談者の疑問や悩みに具体的に助言、相談ができることがやはりメリットであることが指摘されました。行政や学校による教育制度や具体的な手続きについての説明会とは別の、相談会の必要性を再認識しました。
 以前から指摘されていたのですが、来談者同士が連絡先を交換するなど「人と人とのつながり」ができることも重要なことであると思われます。(Y)