NPO法人ともに生きる街ふくおかの会: 就学・進路相談会2018(第1回)が無事終了しました!

2018年8月28日火曜日

就学・進路相談会2018(第1回)が無事終了しました!


 826日(日)に今年度第1回の外国にルーツを持つ子どものための就学・進路相談会が無事終了しました。残暑の厳しい暑い一日でしたが、そのようななか多くの方にご協力いただきました。みなさまには心より感謝申し上げます。

 詳しい報告は9月の例会(922日(土)14:0017:00)で行いますが、参加者や相談内容についてここで簡単にお知らせいたします。

①参加者数
 相談者は1420名、一般参加(教員など)8名、通訳者・支援要員(JSL日本語指導教育研究会教員ほか)・ともいきメンバー41名の総勢69名の参加がありました。

②相談内容
 高校進学についての一般的な相談(学校・コースや公立・私立の違いなど)から、具体的な志望校を決めての相談、海外での大学進学を見据えた進路相談があったほか、中学校の進路指導で進められる学校と本人の希望、親の希望と本人の希望のズレについての相談もありました。
 また、日本の高校に進学させるためにはどのタイミングで来日・編入すればいいかといった相談や特別支援の子どもの高校進学や高校修了後の就職の可能性についてのお尋ねもありました。
 高校進学を具体的に考えていくためにも、体験入学やパンフの取り寄せを勧めたり、次回の10月の相談会に保護者と一緒に来ることを勧めたりといったこともなされました。

③参加者の反省・感想
 今回は生徒のみで参加するケースが多かったので、保護者との来場を促す必要性について改めて確認されました。また、特別支援に関わる相談があったことからも、そうした子どもたちの高校進学後の支援や卒後の就職についても情報が必要であるといった声があがりました。

 入管法の運用が変更になり、「家族滞在」の子どもが高卒後に日本で就労する道(在留資格の変更)が開けてきました。そのためにも、高校進学とその修了はますます重要になってきます。
 今回の相談会では、本人の希望や家族の置かれている状況から描くキャリアの多様化がより現れていたかと思います。主催する私たちもキャリアの多様化、ニーズの多様化に応じられるよう、情報収集に努めたいと思います。
 今回お見えになれなかった方は、第2回の相談会に是非お越しください!

<第2回 外国にルーツを持つ子どものための就学・進路相談会>
日時:20181021日(日)13:0016:00
場所:福岡YWCA会館 福岡市早良区城西1-5-43


☆第2回の多言語案内を作成し、近々アップする予定です!