NPO法人ともに生きる街ふくおかの会: 7月例会で共有したオススメ・その1(本)

2020年7月19日日曜日

7月例会で共有したオススメ・その1(本)

 7月18日(土)にオンライン例会をしました。
 総会はオンラインで開催しましたが、オンラインでの例会開催は初めてです。
 Zoomに入っていただくのに、最初はドタバタしましたが💦(すみません…)、なんとか例会を行うことができました。今回はそこで挙がったオススメ情報です。

~自粛期間に見つけたオススメ・本の紹介

東山彰良(2017)『流』講談社文庫



今井むつみ(2020)『親子で育てるこどばの力と思考力』筑摩書房



広瀬浩二郎(2017)『目に見えない世界を歩く』平凡社新書



多和田葉子(2018)『地球にちりばめられて』講談社
多和田葉子(2020)『星に仄めかされて』講談社



ティムール・ヴェルメシュ、森内薫訳(2020)『空腹ネズミと満腹ネズミ 上・下』河出書房新社



ベルンハルト・シュリンク、松永美穂訳(2020)『オルガ』新潮クレストブックス



後半5冊は、ドイツびいきの事務局伊藤よりオススメです。
多和田葉子さんの作品は三部作のうちの2冊です。
ことばや国境を越え、著者らしい言葉遊びも混じりながらの作品です。
『空腹ネズミと満腹ネズミ』は難民がテーマの小説です。
著者は『帰ってきたヒトラー』(←これも面白い!映画化されました)で注目された方です。
『オルガ』は第1次世界大戦から現代まで、翻弄された女性を描いています。
著者は『朗読者』(映画化されましたが、映画のタイトルは「愛を読む人」)で世界的に名を知らしめた方です。

どの書籍も面白そうなものですので、お時間のあるときに是非!