NPO法人ともに生きる街ふくおかの会: 文科省「外国人の子供の就学の促進及び就学状況の把握等に関する指針の策定について」(通知)

2020年7月6日月曜日

文科省「外国人の子供の就学の促進及び就学状況の把握等に関する指針の策定について」(通知)

 九州各地で豪雨が続いていますが、みなさんがお住まいの地域は大丈夫でしょうか。

 さて、2020年7月1日付けで文科省より「外国人の子供の就学の促進及び就学状況の把握等に関する指針の策定について」(通知)が出されました。
 外国人児童生徒等に関する研修の機会の設定や小中高などの連携などにも言及がなされています。ともいきの活動との関わりで言えば、「(6)高等学校等への進学の促進」のなかで進路ガイダンスについて言及されています。以下、抜粋です。

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(6)高等学校等への進学の促進
 外国人の子供が社会で自立していくためには、高等学校等において適切な教育を受けることが重要である。このため、高等学校等への進学を促進する観点から、教育委員会において以下の取組が求められる。
中学校等において、在籍する外国人の子供やその保護者に対し、早い時期から進路ガイダンスや進路相談等の取組を実施すること。
公立高等学校入学者選抜において、外国人生徒を対象とした特別定員枠の設定や受検に際しての配慮(試験教科の軽減、問題文の漢字へのルビ振り等)等の取組を推進すること
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 ボランティアベースで行われてきた就学・進路ガイダンスが、ここで言及されているように教育委員会主催による実施へと前進することを切に願います。

 サイトには通知の他、参考資料等が一覧になっています。ぜひご覧下さい。

文部科学省HP
「外国人の子供の就学の促進及び就学状況の把握等に関する指針の策定について」(通知)