NPO法人ともに生きる街ふくおかの会: 第1回多文化社会実践研究フォーラムに参加して

2017年3月17日金曜日

第1回多文化社会実践研究フォーラムに参加して

 先日、東京にて開催された第1回多文化社会実践研究フォーラムに参加した、ともいき会員の高柳さんより、参加記が届きましたので、みなさんと共有したいと思います。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
 新年に入ってすぐにこちらのブログでもご紹介いただきました東京都内で開催された
「多文化社会専門職機構設立記念 第1回多文化社会実践研究フォーラム」に参加してきました。

 開催日が2月26日(日)であったため、少し時間がたってしまいましたが、多文化社会の問題解決に向けた動きとして情報共有できればと思い、ご案内させていただきます。

 「第1回多文化社会実践研究フォーラム」を主催したのは、同日に発足した「多文化社会専門職機構」です。任意団体でありますが今後の法人化を検討しています。事務所は東京都内です。

 より多文化化が進む日本において、教育、法律、医療、行政などのさまざまな分野で多文化社会の問題解決に取り組む人々に学びとネットワーク形成の場を提供するとともに、認定事業を通じて問題解決に貢献できる人々を専門職として輩出することを目的にこの機構は設立されました。

 機構では3つの事業を展開します。
① 認定事業(多文化社会コーディネーター、相談通訳者)
② 実践研究事業
③ 社会発信事業
④ その他本機構の目的を達成するために必要な事業

 この内①の認定事業において、2017年2月26日、多文化社会専門職機構 第1回理事会において認定委員会の審査結果が承認され、5名の多文化社会コーディネーターが誕生しました。私もその内の1名として認定されました。

 そして、③の事業にあたる「第1回多文化社会実践研究フォラーム」が同日の午後から開催されました。
まず多文化社会専門職機構の概要説明、設立にあたっての思いが関係者から語られたのに続き、ワールドカフェ「わたしの実践を私たちの実践に−多文化社会としての日本の課題と実践を語り合う−」が行なわれました。

 参加者は100名を超え九州からの参加者もあり、全国様々な地域からの参加者が集いました。ワールドカフェを通して、私も多文化社会に関わる様々な方々の出会いと、自らの実践の振り返りができました。そして、新たなつながりができた機会となりました。

当日の模様は多文化社会専門職機構のブログにて紹介されています。

 誕生したばかり新しい団体でありますが、多文化社会をデザインしていくために、さまざまな立場の人々が集う「広場」の役割も持った機構となると思います。
 今後、私も九州からこの機構を通して、更なる出会いと学び等得ていきたいと考えています。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 今後、どのような活動が展開されるか、楽しみですね!