NPO法人ともに生きる街ふくおかの会

2017年6月14日水曜日

2017年度第1回就学・進路相談会の 多言語案内を作成しました!

 2017年度第1回の外国にルーツを持つ子どもの就学・進路相談会を8月27日(日)に福岡YWCAで開催します。今年も福岡YWCAさまに会場を提供していただき、多方面でご協力をいただいています!
 昨年度より、日本語、英語、中国語、韓国・朝鮮語、タガログ語で資料を作成し、相談対をしていますが、今年の多言語の案内が完成しましたので、アップします。身近に、日本で子育てをしている中で、小学校や中学校における教育や高校進学について疑問を持っていらっしゃる方がいらしたら、是非お声かけ下さい!
 キッズルーム(託児)もありますので、小さなお子様とご一緒に気楽に参加できます♪

日時:2017年8月27日(日)13:00~16:00
場所:福岡YWCA 福岡市中央区舞鶴2-8-15
費用:当事者は無料、その他の方は資料代として500円のカンパをよろしくお願いいたします。

☆多言語のご案内(PDFファイル)はこちらです。※終了いたしましたので、PDFは削除いたしました。
日本語
英語
中国語
韓国・朝鮮語
タガログ語

2017年6月12日月曜日

7月の例会のご案内

 少しどんよりとした曇り空ですが、道ばたのあじさいが美しい季節になってきました。

 さて、7月の例会のご案内です!
 7月の例会では、福岡市の学校現場における多文化の子どもの対応や、教育委員会の立場からそれを支える仕組み作りに尽力されてこられた、徳成晃隆先生をお招きし、お話をうかがいます。

<7月の例会>
日時:7月15日(土)13:00~16:00
場所:福岡大学文系センター棟9階学部共通室B
※開始時間を1時間早め、3時間行うことになりました。ご注意ください。

内容1:話題提供「福岡における多文化化について思うこと」(仮)
  話題提供者:徳成晃隆さん(前福岡市教育委員会理事)
内容2:2017年度外国にルーツを持つ子どもたちのための就学・進路相談会について
内容3:会員の情報交換・交流

 資料の準備もございますので、ご参加いただける方はご連絡いただけますと幸いです。
※お車でお越しの場合は、7月12日(水)までに、車種とナンバーを事務局までご連絡ください。

 恒例の相談会の準備を始める時期になり、何かと慌ただしい日が続きますが、7月の例会でみなさまにお目にかかれるのを楽しみにしております

連絡先:「ともに生きる街ふくおかの会」事務局メール
      tomoikifukuoka●gmail.com(●をアットマークに変えてお送り下さい)

2017年5月6日土曜日

今年も就学・進路相談会を開催します!

 毎年夏に開催している「外国にルーツを持つ子どものための就学・進路相談会」の準備を進めています。
 昨年、念願の複数開催を実現し、2回開催しましたが、今年も福岡YWCAのみなさんと共催し、同様に下記の日程で2回開催します。また、北九州市での開催についても、相談をしているところです。詳細が決まりましたら、ブログ等でお知らせいたします。

 次回の例会(5月20日)以降、本格的な準備を進めていきます。
 福岡に暮らす多様な背景を持つ子どもたちの将来が少しでも明るいものとなるよう、準備や広報、当日のお手伝いなど、できる範囲でのみなさんのご協力をお願いいたします!(ともいき代表 吉谷)

+++++福岡市での開催+++++
第1回 2017年8月27日(日)福岡YWCA会館
第2回 2017年10月29日(日)福岡市NPO・ボランティア交流センターあすみん


2017年4月19日水曜日

5月の例会のご案内

 桜が満開になったと思ったら、雨が続き、なかなかいいタイミングでお花見もできませんでしたが、みなさまはいかがでしたか。

 5月の例会についてご案内いたします。
 今回は、国際交流協会でのお仕事や、東京外国語大学多言語・多文化教育研究センターでのフェローの経験を持つ、高柳香代さん(多文化共生ネット・九州)に、多文化住民が抱える課題に取り組むにあたっての取り組み方についてお話を伺います。

<5月の例会>
日時:5月20日(土)14:00~16:00
場所:福岡大学文系センター棟9階学部共通室B

内容1:話題提供「ネットワーク型で問題解決を行う」(仮)
 話題提供者:高柳香代さん(多文化共生ネット・九州)
内容2:2017年度外国にルーツを持つ子どもたちのための就学・進路相談会について
内容3:会員の情報交換・交流

※お車でお越しの場合は、5月17日(水)までに、車種とナンバーを事務局までご連絡ください。

 新年度が始まり、お忙しくお過ごしのことと思いますが、お時間のある方は是非ご参加ください。例会でお目にかかれるのを楽しみにしております。

連絡先:「ともに生きる街ふくおかの会」事務局メール
      tomoikifukuoka●gmail.com(●をアットマークに変えてお送り下さい)

2017年4月4日火曜日

オランダで考えたこと~一緒に住むって大事ですね~

 ともいき代表の吉谷です。
 3月に1週間ほどオランダ、アムステルダムを訪問しましたので、そのとき考えたことを少し書いてみようと思います。

 折しも、アメリカのトランプ大統領誕生以降、相次いで「異文化排外的な」動きが見られるなか、オランダの総選挙でも極右(移民排外政策を訴える)政党オランダ自由党が第1党にはならなかったものの、国会での第2党として勢力を拡大したあとでした。そのほか、滞在期間中に英国はEU離脱を通告しましたし、フランスの大統領選挙でもルペンの国民戦線の動向が取りざたされており、ヨーロッパでも「自国民優先(単一文化化)」、移民排除の動きが活発化しており、何かと騒がしい時期でした。
 空港や主要駅などの交通の要所は以前にも増して警戒が厳しく、武装した軍や警察の要員が多く見られました。フランクフルト国際空港の入国審査では、普段よりも長く、ほぼ全員の入国者に細かい質問がなされていたようです。また同空港での帰りには、チェックイン・カウンターのエリアも時間が近づくまで立ち入り禁止エリアになっていて、何が起こったのかという不穏な感じもありました。

 以上のような感じだったのですが、にもかかわらず、というべきでしょうか、オランダの風景を見て考えさせられました。というのも、オランダで感じる「自由さ」のようなものはなんだろうか、ということです。

 アメリカで起こっている移民や他者の分離とどうやら違う雰囲気があるように思わされました。ちょうど機内で見た「Loving(ラビング、愛という名前の二人)」という映画は、アメリカの1960年代、南部の「異人種間結婚禁止法」に翻弄された白人の夫、黒人の妻の物語でした。1924年の人種統合法以来、アメリカでは白人の優越性を守るため、異人種間の混交(Miscegenation)が禁止されており、異人種間の結婚を認めるワシントンでの結婚の後、州に戻った二人(ラビング夫妻)はバージニア州の裁判所で有罪とされ、州内に二人で立ち入ることを禁止されてしまいます(1959年)。
 意に反してワシントン州に逃れて生活を始めた二人は、1963年のキング牧師のワシントン大行進などの公民権運動のなかで、アメリカ自由人権協会(ACLU)の協力の下、州を相手に裁判を起こしますが、ようやくこの判決の不当性が連邦最高裁によって認められたのは1969612日です。ちなみに全米全州でこの判決(612日は「ラビングデイ」と称されるそうです。)が認められるのは、最後になった2000年のアラバマ州での承認の時点だそうです。このような点にもアメリカの現実を支える雰囲気があるのかな、と思わされました。こうしたなかにトランプ大統領誕生の素地があるのでしょうか(あくまで印象ですが)。

 さて、オランダではどうでしょうか。感じた違いは単純なものです。
 たとえば、友人の家もお隣は東南アジア出身の家族であり、母語と宗教の違いを持っていても普通に隣人として交流し、生活しています。町中でも、職場でも、多文化の人々が特に意識せず、住み、暮らし、働くことができています。特に、肌の色の違う恋人が手をつないで歩く姿を見るのは、オランダの町中では普通の景色に属します。
そう、なんとなく感じた違いはここだったのでしょうね。
公園で寝そべっている人、カフェでお茶する人、バーで飲んでいる人、まさに「混ざり合っている(Living Together)」ことに価値があるのだと思います。単に部分的なものを見ているだけなのかもしれませんが、これって結構大事ですね。

福岡の日常はこうした状況になれるでしょうか。

2017年3月24日金曜日

相談の現場より:学校と医療に関わること

 3月の例会で話題にしていただいたことを、本会の理事である古城さん(行政書士)に簡単にまとめていただきました。お仕事柄、外国人家族や学校と接する場面で、さまざまな課題が見えていらっしゃるように思います。

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ある外国人家族には、小学生2人、中学生1人のお子さんがいます
その子たちが通う学校から、「結核診断のお知らせ」が来ていたのですが、まずその家族には日本語が読める人がいません。
うちの事務所に書類を持ってきて、学校に問い合わせて、検診の予約をし、当日付き添いました。

学校側からは、「この校区には古城さんの事務所があるから良いけど、他の地区からこういう声が上がった時にもお願いできますか?
と言われました。
安請け合いもできないので、きっぱりとお断りしましたが、そのようなニーズがあることははっきりしています。

会員より、以下二つの情報を得ることができました。通訳のみならず診断の付き添いもしてくれるそうです。

「福岡アジア医療サポートセンター」
http://asian-msc.jp/index.htm

「多言語医療問診票」
http://www.kifjp.org/medical/

なぜ、学校関係者がこの情報を知らなかったのかは疑問ですが、とにかくこの制度を周知していく必要がありますね。
それ以前の、「お手紙が読めない」という課題についても取り組んでいかなければいけません。
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 今回の例は、せっかく多言語のサポートがあっても、それがあまり認識されていない例かもしれません。
 学校と医療が関係する話題ですが、それぞれがそれぞれの場で工夫していることをもっと共有していくことができれば、より共に生きやすい生活空間づくりができるのではないでしょうか。
 そのためにも、「多様な情報を、人を、組織をつなぐ」、そんな役割がともいきにますます求められていると思います★★

2017年3月17日金曜日

第1回多文化社会実践研究フォーラムに参加して

 先日、東京にて開催された第1回多文化社会実践研究フォーラムに参加した、ともいき会員の高柳さんより、参加記が届きましたので、みなさんと共有したいと思います。

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 新年に入ってすぐにこちらのブログでもご紹介いただきました東京都内で開催された
「多文化社会専門職機構設立記念 第1回多文化社会実践研究フォーラム」に参加してきました。

 開催日が2月26日(日)であったため、少し時間がたってしまいましたが、多文化社会の問題解決に向けた動きとして情報共有できればと思い、ご案内させていただきます。

 「第1回多文化社会実践研究フォーラム」を主催したのは、同日に発足した「多文化社会専門職機構」です。任意団体でありますが今後の法人化を検討しています。事務所は東京都内です。

 より多文化化が進む日本において、教育、法律、医療、行政などのさまざまな分野で多文化社会の問題解決に取り組む人々に学びとネットワーク形成の場を提供するとともに、認定事業を通じて問題解決に貢献できる人々を専門職として輩出することを目的にこの機構は設立されました。

 機構では3つの事業を展開します。
① 認定事業(多文化社会コーディネーター、相談通訳者)
② 実践研究事業
③ 社会発信事業
④ その他本機構の目的を達成するために必要な事業

 この内①の認定事業において、2017年2月26日、多文化社会専門職機構 第1回理事会において認定委員会の審査結果が承認され、5名の多文化社会コーディネーターが誕生しました。私もその内の1名として認定されました。

 そして、③の事業にあたる「第1回多文化社会実践研究フォラーム」が同日の午後から開催されました。
まず多文化社会専門職機構の概要説明、設立にあたっての思いが関係者から語られたのに続き、ワールドカフェ「わたしの実践を私たちの実践に−多文化社会としての日本の課題と実践を語り合う−」が行なわれました。

 参加者は100名を超え九州からの参加者もあり、全国様々な地域からの参加者が集いました。ワールドカフェを通して、私も多文化社会に関わる様々な方々の出会いと、自らの実践の振り返りができました。そして、新たなつながりができた機会となりました。

当日の模様は多文化社会専門職機構のブログにて紹介されています。

 誕生したばかり新しい団体でありますが、多文化社会をデザインしていくために、さまざまな立場の人々が集う「広場」の役割も持った機構となると思います。
 今後、私も九州からこの機構を通して、更なる出会いと学び等得ていきたいと考えています。
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 今後、どのような活動が展開されるか、楽しみですね!